齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
以前齋藤孝さんの【読書力】を読みました。【読書力】はとてもわかりやすかったし、サブタイトルの「頭がグングンよくなる」に惹かれて【齋藤孝の速読塾】を読みました。本書は5回の授業という構成になっていて、「塾の目標」から「本の読み方」「生活に読書を組み込む方法」まで順序良く述べられています。
目指せAレベル
著者曰く、読書レベルは3段階に分かれています。
- C レベル・・・読んでもすぐ忘れるレベル
- B レベル・・・いちおう本の内容把握できるレベル
- A レベル・・・新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案して、見方が出せるレベル
当然最終的に目指すのは、Aレベル。いきなりAレベルになれるわけではないので、まずはBレベルを目指していきます。
アウトプットは、このブログにしていく予定。
新しく知った言葉・概念を使っていこう
本書には読書・速読に関しての様々なテクニックが紹介されています。齋藤孝さんがよく言われている「三色ボールペン」や「視点移動」などただ漠然と読むのではなく主体的に読んでいくテクニックがあります。
私はその中で「新しく得た概念を駆使する」ということに注目しました。普段本や記事を読んでて読めない漢字や意味の分からない言葉が出てくる度に調べるけど、それがなかなか定着しないのです。前にこの単語を調べたな…と思いつつ調べてしまいます。それは自分が使わないからだと思うので、駆使していこうと思います。
読むチャンスを逃さない
実は本を買った日そのものが、本を読む最大のチャンスだということを忘れてはいけません。
買った日にザッと目を通しておくと積ん読が減りそうなので、買ったときの衝動や気持ちに乗せて読みたいと思います。
本書は、文体が平易で分かりやすいので、高校生にもオススメです。読みやすいのは齋藤孝さんの本の特徴ですね。テレビとかでの話し方もわかりやすいですね。