- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: Kindle版
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ブログを書くにあたって、稚拙な文章は書けないなと思って本書を読みました。
読者のことを考える
著者は「読者のことを考える」ことが原則であり、羅針盤であると述べています。
文章におけるコーディングルール
プログラマであれば、プログラムを書くときに(チーム開発でなくても)コーディングルールはあると思います。第2章の「形式」がまさにコーディングルールにあたると思って、納得しながら読み進めていきました。文章にもコーディングルールがあってそれを守っていくことが大切なんだと感じました。
昔誰かのインタビューで、文章を書くことが上手な人はプログラムを書くことが上手だ、と話していてとてもリンクしました。
文章の構造を考えることも、メソッド、クラスの機能の切り方に通ずるものがあるなと感じました。
神は細部に宿る
しかし,その「細かいこと」の積み重ねがなければ正確で読みやすい文章は生まれません.そのことはしばしば,「神は細部に宿る」と表現されます.
最近私が心がけようとしている「神は細部に宿る」という言葉が出てて嬉しかった。これからもこの言葉を心がけながら文章やプログラムを書こう。
おわりに
結城さんの本は、Java の本を大学の時に読んだことがあって分かりやすかったです。この本も例がふんだんに使われてわかりやすく書かれています。レポートを書く学生にもオススメできます。