もともと web 漫画として note/cakes で読めていた「やれたかも委員会」が単行本になったので購入!
もしもあの時、勇気を出していたら… そんな誰もが心に秘めている忘れられない夜を犠星塾塾長 能島明、ミュージシャン パラディソ、そして財団法人ミックステープ代表 月満子が判定します。 「やれたかもしれない夜は人生の宝です。」 ネットで話題のあの作品が待望の電子書籍化。 note、cakesで発表された第1話~第8話を大幅加筆修正。さらに特別編「まるでクジラの胃袋のような長い廊下で」6pを描き下ろしで収録。
誰しもある「やれたかも」という思い
いやー、面白い!全部がすごいリアル。
個人的に一番好きなストーリーは人妻とやれたかもしれない case002 。まだ右も左もわからない高校生の時に人妻に電話番号聞かれたり、手をスリスリされたり、ドライブデートしたりなんてしたら、「やれるんじゃね、これイケるんじゃねえ!??」って絶対思う。でも、童貞が故にどう対応したらいいかわからない…このモヤモヤはすごい共感できる。あー、高校生の時に年上のお姉さんに弄ばれたい人生だった。
「やれたかも」ってことが重要で、やれちゃったらこんなにモヤモヤといつまでも心にい続けることはない。簡単にやれちゃう人には分からないこのモヤモヤ。漫画の中でもその事を言っていて、綺麗に言われちゃったなって感じ。
やれる人には出会わない それが「やれたかものジレンマ」
女の人の何気ない行動も実はこういう意図があるんじゃないか、などの審査員の月満子が核心の突いた発言にハッとさせられる。
ネットでバズったから読んだことある人も多いと思うけど、単行本に向けて加筆修正されてるから読んだことある人でも買って損はない。
- 作者: 吉田貴司
- 出版社/メーカー: 電書バト
- 発売日: 2017/06/27
- メディア: Kindle版
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